イタリア料理の中でも有名な魚介たっぷりのアクアパッツア
日本は島国なのでもともと魚介にはうるさい気質を持っていますが、そんな日本人を黙らしてしまうのがイタリア料理、新鮮な魚介がたっぷり入ったアクアパッツアなど最高です。
魚、貝類、エビ、それにニンニクやケーパーが程よく非常においしいスープ料理、魚介のうまみが詰まっている最高の一品といわれています。
アクアパッツアを自宅で作ると妙に磯臭くなってしまったり、塩気がきつくなるなどうまくできないという方も多いです。
そこで・・・アクアパッツアを自宅で作るこつを紹介します。
材料を用意してアクアパッツアを作ろう
お魚は真鯛、スズキなどの白身魚を用意、4人分で1尾あれば十分です。
あさりは20個くらい、殻同士をこすりつけてよく洗っておきます。
ムール貝8個も同じように洗い、ニンニク1片は芯を除いてみじん切りです。
アンチョビフィレを2枚程度、ドライトマトを12個くらい、なければミニトマトで代用可能、ケーパーを大匙2、ブラックオリーブを10個から12個くらい用意します。
水400㏄、ワインを200㏄、オリーブオイルを50㎎、タイムを1枚、イタリアンパセリはみじん切りです。
味を調えるための塩コショウも適宜、用意しておきます。
アクアパッツアは豪快に作ろう
魚に塩を胡椒を振って下味、プラス臭みをとり、大きいフライパンにオリーブオイルを入れて魚を入れます。
この時頭が右側に来るようにして両面焼き色を付け、フライパンの隅の方でアンチョビフィレをつぶしながらニンニクと一緒に炒め、ケーパー、オリーブ、ドライトマトも投入です。
アサリやムール貝を見栄えよく並べて白ワインを振るように入れてアルコールが強火、アルコールを飛ばします。
貝の口が開いたらタイムを入れてワインの香りがなくなったら水を入れて15分煮込みです。
この時、フライパンが焦げ付きやすいのでフライパンを左右にゆするなどして少し動かすようにするといいでしょう。
スープをすくい魚に回しかけて作ると貝類のうまみを魚が吸収し味がよくなります。
味がしっかりついて魚に火が通ったらお魚が崩れないようにお皿に移しますが、フライパンを食卓に出しても、ご自宅料理ならいいでしょう。
最後にみじん切りにしたイタリアンパセリを散らし、オリーブオイルを人回し、これで完成です。
おいしいアクアパッツアを頂ける地元イタリアの名店は?
Trattoria Alla Madonnaはヴェネチアにおいしいシーフードを存分に楽しめるお店です。
リアルト橋の近くにある黄色い看板が目印、ワインも安くリーズナブルに楽しめるお店で、日本人観光客にも人気のお店となっています。
Calle della Madonna, San Polo, 594 – Veneziaにあるこのお店ではおいしいアクアパッツアのほかにも、レモンでシンプルに頂くシャコ、クモガニのサラダなど、珍しい魚介もあるようです。
シンプルに魚介の味を楽しめるお店として人気があります。