イタリアってどんなところ?日本と似たところがある?
北部がヨーロッパ大陸につながっているイタリア半島は日本よりも25%ほど小さい面積、実は日本とよく似た面を持っており、特に山間部などは同じような地形を見ることができます。
イタリアと一口に言っても20州にわかれていて、各州に州都があるのです。
日本でいうと県庁所在地的なイメージになりますが、元々イタリアは自立首都国家だったという歴史があるので、各州に暮らす人たちの性格も気質も違う所があります。
都市国家から20州もの州にわかれていることもあり、イタリアでは初対面の方に「どこの町の出身なの?」と聞くことがごく当たり前のことといわれているくらいです。
イタリアも日本同様四季がある
日本に来る外国人観光客は日本の四季ごとの美しさが好きといってくれる人が多いです。
イタリアの地形を見てみると、日本と同じで南北に細長くなっています。
春はお花が咲く季節、夏は日差しが強く暑い、秋は山の食べ物、キノコなどがおいしい実りの秋となり、冬は寒さ厳しく雪もある・・・実に日本とよく似ているのです。
夏は高温乾燥という気候なので、バカンスで太陽に体をさらしていると一気に日焼けしますし、乾燥しているので喉がからからになるなんてことも聞きます。
日本と少し違うのは、夏でも夜になると寒いな?と感じることがあり、夏に観光でイタリアに行く時にもカーディガンなどの上着が必要です。
日本のように梅雨はありませんが、イタリアは冬の雪が多くなることもあり、寒さを一層感じます。
南イタリアといえばバカンスにピッタリの夏のイメージがありますが、冬は寒くコート必須です。
春夏秋冬の移り変わりが美しいイタリア
四季があることで季節ごとに美しい景色を見せてくれるのも、イタリアの良さ、特徴です。
春はイースターの季節、チョコエッグ、コロンバといったキリスト教に関係するものを頂けます。
各ご家庭で庭や窓辺に花を飾っているので、ただ歩いているだけで日本ではあまり見られない古き良き時代の建物と花々というコラボを楽しむことができるのです。
夏はイタリアも最も暑い季節となります。
日差しがかなり強いので、多くの方がサングラスをかけ女性は帽子をかぶっている方が多いです。
気候的には非常に安定しているので、セレブ達がこぞってバカンスに来るのも納得できます。
観光客が最も多くなる季節なので、イタリアに暮らす人たちは避暑地へ・・そこで人混み、暑さから解放されているのです。
秋になるとこれもまた日本と同じように沢山の農産物が豊富に取れます。
特に有名なのがイノシシ肉などのジビエ料理、おいしいイタリアワインともいただくと最高だそうです。
農産物のお祭も各地域で行われているので、これを見るのも楽しいと思います。
冬、寒さ厳しく雪が降ることもありますし、日本よりも太陽が早く沈むので寒さをより一層強く感じる時間が長くなるのです。
観光客が少ないので、じっくりとイタリア見物したいという人には最高の季節になります。